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就活について2012 その3

65期修習生はだんだん就職先が決まってきたころでしょうか。
それとも去年より厳しい状況だとまだまだ決まってない感じなんでしょうか。
最近は65期の人と話す機会がないのでちょっとわかりませんが。

66期予定の今年度の受験生は、そろそろひと段落でしょうか。
私の場合は、合格発表前の就活は8月くらいに1回落ち着いた記憶があります。
あとは、合格発表後、修習前に少しまたあって、
修習開始後からまたぽつぽつ始まる感じでしょうかね。

さて、弁護士の就活についてですが、
以下、私の体験のみを根拠にした独断と偏見に満ちた考察ですので、
あくまでご参考までに。

募集をかけている事務所の種類は、個人的には大きく以下3つの類型かと思います。
①業務拡大のためにとにかく人が必要。
②イソ弁が独立したので補充。
③ボスが結構いい年齢になってきて事務所の後継者を探したい。

で、私の事務所はおそらく③。
そして、自分の今の状況も踏まえて、おすすめは③の事務所。
だがしかし、③はなかなか公募はしません。
私の事務所はたまたま公募してましたが。
コネとか知り合いをあたるとかして探してくるところが多いんじゃないかな、
と思います。
あとは息子とか。
公募かけちゃうと応募が殺到して大変だしね。
③のような事務所は、いわゆる「スジのいい」事件が多い気がします。
専門分野はないのですが、依頼者もしっかりした人が多く、
一見さんお断りの「古き良き」?法律事務所がこのタイプかなと思います。
一般民事から会社関係までさまざまな業務を経験でき、
法の抜け穴とか相手を出し抜かなきゃ勝てない、という事態はそうそうないので、
すごく良いと思っています。

以前、某裁判官の方がおっしゃていたのは、
「スジのいい」事件を取り扱う事務所で働くのが良い法曹になる近道だ。
ということでした。
そういった意味でもとても良いかなと思います。

さて、次によいのが②。
地方修習なんかではけっこうあります。
東京で企業法務なんかを中心にやる事務所については、
正直経験がかなり大事になってくるし、
やる分野も多岐にわたるので、ちょっとやってすぐ独立、
というのは難しいと思うのですが、
東京でも一般民事が中心だったり、地方の事務所では結構3年くらいで独立したりします。
そうすると、そこの分を採用、という流れになるわけですね。
しかし、このタイプの法律事務所も、③よりは多いものの、
あまり公募はない気がします。
修習地で修習中にあの事務所は誰々が独立するから募集かけるらしいよ、
という情報がまわってきて、そこに電話とかでアポとって面接、
というのが多い気がします。
こういった事務所も自らの成長という観点からはよい事務所だと思います。
ただし、あんまり早い段階からガンガン独立している事務所だと、
自分も同じくらいの段階で独立せざるを得なくなるのでその辺は注意、という感じでしょうか。

最後に①のタイプ。
おそらく公募をかけている事務所のほとんどがこれではないかと思います。
まあ、②もそれなりにあるとは思うんですが。
個人的には、こういった事務所はお勧めしません。
そうではない事務所もたくさんあるんでしょうが、
「使い捨て」という意識があるような事務所もある気がします。
具体的には使えなければすぐにクビにして新しいのまたとればいい、みたいな。
けっこう離職率が高いんではないかと思います。

採用側の姿勢としては、①はとにかく誰かとる、という姿勢。
③はいい人がいればとるけど、無理にとらない。
②は事務所にもよりますが、①③の間、という感じかなと思います。

待遇に関しても①<②、③となることが多いと思います。
①のタイプの事務所ではかなり安い給料で死ぬほど働かされている人もいますので。

個人的には①ないし③の事務所の見分け方みたいな部分もなんとなく方法論があるのですが、
多分に誤解を生む内容となりますので、インターネット上には書きません。

さて、以上を踏まえて、前から何度も言っていますが、やはりコネ推奨です。
理由は簡単。
③の事務所に入るにはおそらくコネが一番入りやすいから。
公募は①の事務所にあたってしまう可能性が高い気がします。
同期の中でも「もうしんどい」という状態になっている人もいますので。
ロースクール時代からインターン(エクスターン)をがんばるとか、
実務家教員と仲良くなっておくとか、
修習地で顔を売って「この人なら紹介してもいいかも」と思わせるとか、
そういったことが大切かなと思います。

そんな話されても選べる立場になんてない!
というのが本音かもしれませんが、ご参考までに。
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就活について2012その2

その1を書いてからだいぶ経っててすみません。
そして週に一回くらいは更新を、と思っていたのに週末の更新を忘れるというね。

気を取り直して。
「就活関連」のカテゴリにある記事を見れば、まあ大体のことはわかると思います。
あの時わからなかったことなども含めて補足程度に書いていくつもりです。
なので、就活について知りたい人はまず「就活関連」のカテゴリを見てください。

さて、最初にいわゆる「スペック」的なところについて。
自分はどのくらいの事務所なら採用の目があるのか、という判断をしましょう。
方法としては、募集かけてる事務所の在籍弁護士を見る。
今なら64期が出ているはずなので、その人の学歴、年齢等を見てください。
少なくともその人以上の「スペック」でないと採用されない、と考えましょう。
なぜ、そういう考えをするか、というと単純に
年々就活市場が厳しくなっているので、前年に採用された人以上でないと
難しい、と思われるからです。
実際に60期とかと64期で同じ事務所に採用された人を見比べると、
64期のほうが「スペック」としては高い人が多いはず。
っていうかほとんど上位校の若手。

なんというか、人柄重視だなんだといったって、結局は学歴や成績重視です。
それは、採用側に問題があるか、と言われると、
たぶんそうでもないと思うのが今の感想。
理由としては2つ。
①もしとってみて「思ってたのと違った!」と思ったとしても、
学歴重視で能力があるはずだ、と思ってとったならまあ、仕方ないと思える。
②上位校でサクッと受かるような優秀な人は面接もうまい。

①については、なんというか偉そうなことは言えないのですが、
やっぱり最低限のことを理解してできる能力がないと弁護士としては失格だと思います。
単に手を抜いているだけなのかもしれませんが、
「なんだこれ」っていう書面を書く人もいるし、
裁判官の釈明にまったく意味の分からない返答をしている人もいるし、
自分が採用するならやっぱり最低限の能力の保障というか、
そういうものがほしいなと思います。
「人柄重視だ」ってとったとして、能力も人柄も微妙なら目も当てられないしね。
リスクヘッジという点ではある意味賢い判断だと思います。

②については某事務所のサマクラの面接で思いました。
集団面接だったのですが、みんなしっかりうまいことしゃべるのよね。
私みたいに嘘ついちゃいかん、っていうのもないし。
いい意味でうまいわーと思える人たち。

そんなわけで学歴もよく、面接もうまいんだから、
よっぽど自分に強みがないと採用されるのは難しいと思いますよ。

以上を踏まえて、以前の記事でも書いてますが、
やっぱりコネ推奨です。
あとは修習先で気に入られる。
修習先の事務所では無理でもどこか紹介してくれるかもしれないし。
65期の人は焦り始めているかもしれませんが、気長に頑張りましょう。
私も8月の後半にやっと決まりましたし。
それでもとっても良い職場環境です。
早い遅いは関係なく、しっかり一生懸命やっていれば、
ちゃんと自分に合った事務所にたどり着けると思います。

就活について2012その1

さて、今年の新試験も終了したとのことで、これからは66期の方も就活ですね。
65期もこれからたくさん決まってくるはずです。

就活についてこれからしばらく書いていこうかなと思います。

今日はざっくり総論。

私たちの業界の就職市場は大変なことになっています。
本当に。

アドバイスとしては、66期の方、
とりあえず合格発表までどうせ勉強しないし、
外資とか渉外とか、そういう事務所に決まる人はほとんどいないし、
今しか見れないのだから(笑)、練習と思って説明会とか行ってみたらどうでしょう?

どうせ、内定はいただけないですが(苦笑)。
なんやかんやで就活は慣れっていう部分もあると思うので、
どうでもいい事務所に行っておくのも経験です。
実際に見て、自分とは合わない!って実感するのもそれはそれでいいことでしょう。
躊躇なく街弁になれますしね。

ペンとかレポートパッドとかもらえるし、事務所によっては食事も出ますから。
ま、行ってみてください。
なんだかんだで意識を高く持って早めに動いている人のほうが早めに決まりますし。
最終的にどこにも決まらない、って人の多くは、
そもそも就活のスタートが遅い方が多いです。

そんなわけでとりあえず動きましょう。
メールの送り方とか文章の書き方とか、
目上の人との接し方とかを身に着けよう、ぐらいのノリで。

アドバイスとしては、長丁場を覚悟すること。
妥協しないこと。
最初に入る法律事務所がどこか、っていうのは大事だと思います。
この時期から合格発表までに決まる人は高学歴かつロースクールの成績優秀者のみです。
決まらないのが普通ぐらいの感じでね。
気負いすぎずでも意識はしっかりと、そんな具合で頑張りましょう。

合同説明会

今年受かったローの同期の方から聞かれたんで、三会合同の就職説明会についてちょっと書きます。
基本的には、行きたい事務所のブースには行きましょう。

最後に段ボールのポストに入れればエントリーできるところもありますが、
みんな余ったエントリーシート入れてるし、多分説明聞きに来たかどうかを
チェックしているところが大半なので(某企業に後でホームページから応募して行ったら、
「説明会ではブースに来てないですよね?」と言われたこともあります。)、
行きたいところの説明には行きましょう。

ブースでは基本的に事務所・企業から一方的に説明
→こちらから質問→エントリーシートを手渡す、
って流れが一番多かったと思います。

面接っぽいことをしているところもありました。
あと、あんまり有名でもない企業はガラガラでした。
人気のある事務所は席が埋まってしまいますので、
行きたい事務所や企業などの目星をしっかりとつけておき、
順位付けして順番に行くといいと思います。

あとは、公募なので、倍率は超高いです。
私は確かあの説明会で先のステップに進んだところはほとんどありませんでした。
某企業は後に説明会を開催し、その企業だけ最終面接まで行きましたが、
法律事務所は第一の書面審査を通ったのが1つ(第二段階も書面審査でそこで落ちました)
くらいしかなかったです。

その辺考えると、あえてあんまり人がいない事務所行ってみるとか、
あの段階から企業にもう行くことも視野に入れて企業中心に回るとか、
そういった戦略もありなのかと思います。

なにはともあれ、がんばってください。

就職活動について

さて、集合修習が忙しすぎて、ブログとかもう無理状態だったのですが、
就活関係の情報を書かねば!という無駄な使命感もあり、
さっきNHKで弁護士の修習問題についてやってたのを見たりしたのもあって、
書いておこうと思いました。

新65期(予定)の皆様の参考にでもなれば、と思います。
私は、サクっと4大事務所とかに決まるような優秀な方々とは違いますので、
一般的な人にも参考になる記事が多少は書けるかなと思います。
※別に4大に決まる人たちに対して悪意はありませんので、嫌味っぽくとらないでください。
まずは、前提として以下。

就活開始時期
・受験後合格発表前(昨年の6月くらい)

就活方針
・東京の事務所
・なるべく企業法務を取り扱っているところ
・コネに頼らない、というか頼るコネがない

結果
・東京の事務所で企業法務・一般民事を取り扱う小規模な事務所から内定。
・コネではなく公募

スペック的なところ
・未修で新卒
・中堅どころのロー
・一応成績はよかった
・語学とかできない
・合格順位は真ん中より上(3ケタ)

さて、65期予定の方も就活やってる人はいると思います。
で、現実問題ですが、64期も結構決まってきてますが、まだ決まってない人はいます。
集合修習中に事務所訪問に行く方もまだまだいます。
集合修習開始(9月末)時点で3割くらい決まってないと聞いたりもしました
(必ずしも正確ではないと思いますが)。
決まっている人たちも、東京をあきらめ修習地に残る判断をした人や、
いわゆる過払い系の事務所の人もいます。

私は運よく公募で東京の事務所から内定を頂けましたが、
公募で東京の非過払い系の事務所から内定をもらった人は、
私の修習地ではほとんどいません。
残りの方は修習地に残る人、公設、任検、インハウス、過払い、未定、即独などです。

内定をもらった時期としては、私を含め、8月あたりからどんどん増えてきた印象です。
63期の方は、A班の集合修習開始(7月末)前くらいに大体決まってきて、
集合が始まった、っていう印象だったとのことでした。
ですので、昨年よりは1~2ヶ月くらいずれてきている印象でしょうか。

以下は完全に私の私見(伝聞含む)ですので、参考程度にしてもらえればと思います。
公募で内定をもらいやすい人の印象としては、
合格発表前は学歴+若さ+ローの成績
学歴については東西の最高学府とか、1万円札の人のところとか、国立のHとか、
私立のCとかWとかの成績上位者なんかが基準、というかそれくらいでないと
厳しいのかな、という印象です。
サマクラをやってるところは、サマクラである程度目星をつけていて、
サマクラに行ってない人もとったり、そもそも採用が少ないところはサマクラの人だけ、
っていう感じかなと思いました。
採用人数自体はでっかいところは2ケタくらい取るようですが、
大体は多くても3とかで大半は1人です。

合格発表後は、司法試験の成績が一番大事っぽい印象です。
学歴がその次くらいかな?
完全に個人的な印象ですが。
あとは、語学について、英語がすごくできるとか、
ちょっとマイナー目な語学ができると有利だと思います。
社会人経験を重視する事務所も結構あったりすると思います。

インハウスについてですが、基本的に求人自体が少ないです。
大手企業もあんまりないし。
あと、インハウスは、「内定出してもけられそう」と思ったら
内定くれないし、個人的な印象では企業側も
「弁護士になれない人が来る」という感覚のような印象を受けました。
企業としては、新卒者ではなく、訴訟経験がある人である程度若い人を中途採用する、
というのがスタンダードな印象を受けました。

あと、私は普通の新卒に交じって企業に応募してみたんですが、
書類は半分くらいしか通らず、面接に行ったところでも
「なんで受かってんのに来るの?本当に来る気あるの?」
的な感じで、面接でグリグリいじめられて、嫌な思いをしました(笑)
お前んとこなんていかねーよ、と思ったこともありつつ。

で、私が出した事務所とかの数をカウントしてみました。
多分全部は把握できてないと思いますが、わかる範囲でちょっと数えてみました。
数の多さに我ながら引いた…
御参考までに。

法律事務所
書類を出したのが55事務所
うち面接に行ったのは(1回目が全員とかではなく、書類審査を通ったところ)、
8事務所
企業は12社(書類落ちは2)

個人的には順位が高い方以外はコネ推奨です。
公募で東京はかなり難しいです。
私は運が良かっただけなので。

アドバイスをするとしたら、
①とにかくどんなにしょぼいコネでも頼っていくこと。
結構偉い方までたどり着くこともあります。
②修習地での就職も検討すべし。
当然ですが、修習地でも良い事務所は早く決まります。
東京にこだわるとどうにもならない、という事態もかなりありうるので
(今年もそうですが、来年がさらに厳しくなると想定すると特に)、
難しい問題ですが、「妥協」するなら早く、です。
心構えとしては、就活は、想像の何十倍も大変だってことでしょうか。

大変厳しいですが、がんばってください。
私も2回試験をがんばります。
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