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ロースクールの選び方とか就活とか

もう試験から2年近くたっちゃうし、
司法試験関連のアドバイスなんておこがましいわたくしですが、
修習や自らの就活を経たうえでの、ロースクールの選び方でもちょろっと書いてみようかと。
まあ、一意見として軽く考えていただければ。
あとは派生して就活についても。

基本的な視点としては2つ。
①司法試験に合格しやすい環境であるかどうか
②就職のしやすさ

単純に言えば、いわゆる上位校であればどっちも満たしますよ。
まあ、某最高学府は試験対策はしないのがポリシーらしいんで知りませんが。

①の合格しやすさについては、
周りのレベルや環境というのも結構大事な要素だと思います。
なんやかんやゼミとか組めた方がいいのでね。
ゼミも組めないようなのはいかんですし、
ゼミを組んでも無意味、ってのもいかんです。
そういった意味ではやはり上位校がよいかと。

ただ、同期の人と話したりしてわかったことなんですが、②の就職面では、
実は受かる人数が一桁とかのロースクールのほうが、意外と就職できたりします。
そういうところは結構コネクションの強いところがあり、
かつ、合格人数も少ないので、なんやかんやその枠で就職できたりすることもあるみたいです。
むしろ中途半端なレベルのローより良かったりするということも。

でも、正直言って、やっぱり学歴社会ですよ。
なので、入れるんであれば上位校へ。
自分が面接落とされた事務所なんかでどういう人とったのかなーと思ってみてみたりしたんですが、
見事に学歴が高い!
ああ、最初から勝負決まってたんですね、とそんな気分でした。
人柄重視って強調してたのになーみたいな。
まあ、人柄も素晴らしいのかもしれないんですけどね。
あとは、いわゆる任官任検も、どの程度重視されるかは全く私は知りませんが、
やっぱり学歴がいいほうがいいと思います。
すくなくともマイナスに働くことはないですから。
いつそっちの方向に行きたいと思うかはわかりませんので
(実際修習中に志望を変える人も当然います)やっぱり少しでも上位校を目指すのがベターかと。

そんなわけで、選び方としては、基本的には、「目指せ上位校!」で。
浪人してでも、っていうのは一年遅れるだけで就活状況が大きく変わっていくので何とも言えないです。
一年遅くなるだけ+本当に上位校に入れる、とかならロースクールを浪人するのもありだとは思います。
まあ、難しいですね。
で、まあ、あとは、中途半端なレベルのロースクールよりは、
ほとんど受からないようなところのほうが、意外と就職できたりするよ、ってことです。
でも、勉強環境っていう面ではそもそも合格できないっていうリスクもちゃんと考えるとよいかと。

次に、軽く就活について。

自分がやられて嫌な気分ではあったものの、
もし仮に自分が採用する側に立つのであれば、やっぱり、上位校、若手、高順位、
その辺を採用するという感覚は理解できます。
人柄は+αあるいは、人柄が超よければその辺も、って感覚でしょうか。

理由としては、あくまで確率論ですが、優秀な人を採用できる可能性が高いから。
もちろん、学歴、年齢、順位にかかわらず、優秀で素晴らしい人柄の方はいます。
ただ、人柄、という部分はぶっちゃけ、面接したくらいじゃわからないでしょ。
すんごい良ければ分かるかもしれないけども。

で、なんで優秀さにこだわるか、といえば、これは私が感じたことからの仮説ですが、
仮に経営者であれば、自分で取ってきた仕事を早く処理してくれさえすればよいわけです。
自分で仕事を取ってくることを期待なんてしなければ、一緒に仕事して嫌、
ってほど人柄が悪いんでなければ、早く、内容の良い起案を書いてくれれば十分なわけでね。
で、公募かけてる事務所って、結構仕事が増えすぎてさばけないから採用、ってところが多いんです。
あとは公募かけちゃうと応募数がすごいことになりますから、
そうなると、やはり学歴、年齢、順位、そのあたりが重視されざるを得ない気もします。
しかたないのかなーと。

修習中に、ある実務家の方に、意外と公募より紹介のほうがいいところに就職できるみたいだよ、
と言われました。
実際そうだろうなと思います。
まあ、当然全部が全部↑に書いたみたいな考え方ではないと思いますが、
そういう考えで取られたら、やっぱり条件は悪いわ、簡単にクビにされるわ、
ってこともあり得るわけで。
毎年2000人増えるんなら次にとればいいだけだしね。
ましてや買い手市場。
公募じゃないところは、そろそろ後輩指導とか、ちょっと業界に貢献しようかな、みたいなこととか、
あの人の紹介じゃぞんざいにあつかえない、とかそういうのありますから、
条件が良かったり、しっかり育ててくれたり、すぐに独立しないといかん、
みたいな空気にならなかったり、という点でよいようです。

そんなわけで、無理に公募で探すよりは、さっさと紹介してもらえるように動いていったほうが
よいかな、と思います。
どうせほとんどの人は公募じゃ決まらないので。
ともあれ、がんばってください。
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過渡期。

ひさびさにこのカテゴリーに書いてみよう。

とりあえず、これから法科大学院行こうって人、
悪いことは言わねえ、やめとけ(笑)。

なんつーかね、今まさに過渡期なんですよ。
法曹人口は増えたけど、金融危機だし、業界は合格者増に対応しきれてないから、
もう、就職は大変ですよ。
で、厳しい厳しい、って聞いてたんですが、まあ、何とかなんじゃね?って思ってて、
ええ、何ともならんです。
まー合格後の就活もあるから、ダメダメと決めつけるのは早いんですが。
合格前の就活もおそらく去年より厳しいので、
そこで例年であれば決まった人が合格後の就活にも流れてきて、
そのころには今の修習生ももうちょっと決まってるだろうから、
どんどんパイが減っておる、というわけですね。

仮に合格できても、わたくし真剣に企業に入ることも考えております。
無理に合わない事務所に入っても仕方がないし。

で、今思うことは、覚悟はしていたとはいえ、ここまでの状態になるとは思っていませんでした。
去年の段階でさえもう少しましだと思っていたし、
法科大学院入学前の段階では、ある程度予想されていた状況とはいえ、
ここまで大変だとは思っていませんでした。
何が言いたいかっていうと、法科大学院に進学すると最低で2年はかかるわけで、
過渡期である現状、その2年間で大きく事態は変動しうるわけです。
しかも予想を大幅に超えるような変動がね。
そうすると、上位ローに受かって首席とか、成績優秀者になっちゃうような人でもない限り、
どうなるかなんてわかんないんですよ。

しかも予備試験も始まるとなると、「超エリート」の定義はおそらく、
上位ローの成績上位者よりも、最も若手で予備試験を突破して新司法試験合格、
ということになるんでしょうね。

もう正直、どうなるか全然不透明。
だから、本当にやりたいことがあって、その信念のためにどんなことでもできる、
それくらいの覚悟がないとやめた方がいい気がする。

正直、体も心もなんかえらいすり減らされます。
じわじわとね。

まーなんていうか、今予想できることの10倍くらい大変だって考えて、
それでもがんばろうっていうならがんばればいいと思う。

入門書のススメ。

もう、主要なロースクールの入試は終わった頃でしょうか。

みなさん、進学をやめるのなら、今ですよ!(笑)

友人と話したりしますが、ロースクール生のほとんどはロースクール進学を勧めません。

人間関係とか悲惨ですからねぇ。

ストレスの巣窟です。

ネガティブなことはこれくらいにして。

それでも進学する、と決めた人。

とくに未修の方。

入学前にやっとくといいことでも書きたいと思います。

前も書いた気がしないでもないですが。

①とりあえず、入学後は試験まで多忙なので遊ぶ。

②思った以上にお金がかかるので(教科書代に始まり、交際費まで)バイト。

③勉強。

就職状況は年々厳しくなっていることから、一発合格かどうか、という点が結構大きいという印象です。

そんなわけで、入学前から勉強しとくのも大切です。

基本的にロースクールは純粋未修の方に優しい場所ではありません。

純粋未修の方は予習に追われて復習もままならないと言っていました。

どうせ時間はない+ざっと概観するのが大切、ということから、入門書を読みましょう。

予備校本をやれ、という方もいますが、個人的には変な癖がつくよりは入門書の方がいいかなとは思います。

そんなわけで、私お勧めの入門書。

民法、刑法については特に読んでないので割愛です。

すみません。

憲法
全部は読んでないのですが(これから時間を見つけて読む予定)、読んだ範囲では結構わかりやすいと思ったので。
純粋未収で合格された先輩が勧めていました。
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会社法
入門書としては特にお勧めというほどではないと、個人的には思いますが、一応神田先生。
あとは、図表がたくさんあって今でも結構参照する本として、会社法マスター。
そもそも、会社法自体が初学者向きではない気もするので、入門書読んでもよくわからないとも思いますが…。
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逮捕状とかいろいろ書式も付いているので、イメージがわきやすくて良いです。
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最高裁判事の藤田先生の入門書。
わかりやすいと大変評判です。
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山本先生のは入門とかいいつつ、けっこう高度です。
良い本なので、今でも読んでますが。
「入門書」としては日経文庫の方がいいかもです。
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法人税法は入ってませんが、超わかりやすいです。
他の科目も同じようなものがあればいいのに、と思います。
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環境法
授業の都合で読みました。
環境法という独特の分野の思考方法を知るには良いと思います。
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多謝。

自分は恵まれていると実感。

昨日は合格者の方にゼミをしてもらえて。

この前は、うちのローの今年の合格者の先輩の合格体験記(結構詳細なもの)をもらえて。

去年合格した先輩は「合格率低くて不安になったりしてない?」と御心配のメール。

皆さんに感謝。

たくさんの方にお世話になっちゃってます。

その人たちのためにも、来年は自分が後輩にお世話できるようになるためにも、頑張って受かんないとね。


今日のいいこと
皆様に感謝。

今日の勉強
択一 民法復習

民法 抵当権物上代位
行政法 行政上の強制手段
商法 423条復習

読んでみたらいいと思う。

今週の週刊ダイヤモンド(2009年8月29日号)。

特集は「弁護士大激変!」

法科大学院制度とか、弁護士の現状について、30頁程度の特集です。

なんとなーく、ロースクール行こう、ぐらいに思っている人はご一読をお勧めします。

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