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ロースクールの成績と司法試験の合否との関係は?

ちょっと、考えてみました。

私のロースクールには合格者のご厚意である程度データを教えてもらえます。

今年の分は当然まだですが。

そこからわかったことは、必ずしも完全な相関関係にはないがそれなりに相関している、ということです。

まず、①ロースクールの成績が平均よりも下の人はほとんど受かっていないようです。

ただ、②成績優秀者=合格ではない、ということもあります。

また、今年の法学セミナーの新司法試験の問題の解説の増刊号には、

ロースクールでの成績との相関関係はあると書かれています。

そこで、成績と合否の相関関係を失わせるような事情は何か、ということを考えてみました。

その前に、まず、頭のいい人は大体、成績優秀で、試験も上位合格です。

ま、できる人はできるんですね。

ここは置いといて。

問題は成績優秀者なのに、落ちる原因です。

私の考えとしては以下の要因があるのかと。

完全な独断と偏見ですので、参考程度にとどめてくださいね。

①学校の定期試験と司法試験では求められる能力が異なる。
②学校の定期試験と司法試験は採点基準が異なる。
③定期試験の問題がしょぼいので、差がつかず、あんまりできない人でもよい成績がもらえたりする。
④択一の能力は定期試験では問われない。
⑤定期試験では未知の論点が出たりしない。
⑥司法試験本番で緊張。

以下、それぞれ考えてみます。

まず、⑥司法試験本番で緊張。
これはメンタルの問題なので、とりあえず排除。

次に①学校の定期試験と司法試験では求められる能力が異なる。
実務家教員もいますが、学者の先生の方が普通多いです。
そして、学者は理解ある人は司法試験準拠の問題を出してくれますが、
頭の固い人は本番と関係なさそうな自分の研究分野の一行問題とか書かせます。
あと、司法試験は時間との勝負という側面やあてはめ重視の傾向が強く、
往々にして個々の論点に深入りできません。
一方で、定期試験では時間に余裕があって、論点につき深くたくさん書かせるようなこともあります。
そんなわけで、求められる能力に違いがあり、答案のスタイルも異なると思います。
少なくとも私は答案の書き方を変えます。
ま、結構共通する部分もあるとは思いますが。

②学校の定期試験と司法試験は採点基準が異なる。
これはどっかのブログかなんかで読んだり、先生に定期試験の採点基準を聞いたりしてわかったことですが、定期試験はあんまりできてなくても単位をあげないといけないので、
論点ごとに細かく点が割り振られるそうです。
一方で、本試験の採点基準は謎ですが、瑣末な論点落としが大きなダメージにならないことから、
定期試験よりは、もっと論点ごとの配点に差があるように感じます。

③定期試験の問題がしょぼいので、差がつかず、あんまりできない人でもよい成績がもらえたりする。
これは、先生が授業でやった演習問題そのまんまを出したりすることが理由です。
問題の答えを丸覚えしてきて、十分に理解もしていないような人に高い評価ついてたりして、
相対評価なので、できる人がちょっとミスしただけで成績が沈む、ということがあります。
何とも言えない気持ちになり、ちゃんとした問題作りなさいよ!と心の中でちょっとキレつつ…。

④択一の能力は定期試験では問われない。
細かい知識は定期試験ではあまり聞かれないので。
試験の成績がいい=細かい知識があるということにはならない、ということです。

⑤定期試験では未知の論点が出たりしない。
新司法試験の問題は奥深く、未知の論点を出してきたりしますが、
定期試験でそれをやると、クレームがきっと酷いことになるからでしょうか、
いわば"適正手続”からとでもいいましょうか、大体授業でやったことで解ける問題です。
そうすると、定期試験の結果がよい=未知の論点にうまくアプローチできる能力がある、
ということにはならないと思われます。

以上のような原因が考えられます。

で、なんだか長くなってしまいましたが、結論。
①一生懸命やってるのに、学校の成績が平均以下の人は危ない。
②学校の成績がそれなりでも、新司法試験で求められていることをちゃんと把握し、対応する必要がある。
③択一対策必須。
こんなかんじですかね。
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