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違法と不当

最初に断わっておくと、某芸人さんの騒ぎを見て思ったことを書きますが、
某芸人さんの出来事について批判をするとか、擁護をするとか、
そういう趣旨ではないです。

「法律上は問題がない」という発言の意味としては、「違法」ではないということ。
ただし、「不当」なことはありうる。

ある先輩弁護士のツイッターで、
「ルールにとらわれすぎて正直者が馬鹿を見ていいのか」
という趣旨のツイートを拝見して、また、
いろいろな事件に触れ、思うことがあります。

「法律上は違法でない」としても、納得できない、
許容できないことはある。
そして、私たち法律家にとってはそれで通じるかもしれないが、
それは、普通の人には関係ない。
法律を知らない人には関係ない。
納得いかないし、腑に落ちない。
ただそれだけである。

「法律」というのはなんなのか、
法哲学とか難しいことはわかりませんが、
私は「社会のルール」だと思っています。
国会を通じてみんなで決めたという建前のルールである以上、
それに従うのは当然です。
ただ、所詮は一般的なルール。
そこに形式的に当てはめることでは不十分なことがあります。
私はそれは「違法」ではないが「不当」だと思っています。

また、形式的に当てはめてそれですべてが解決するのなら、
法律家というのは必要でしょうか?
そうじゃないから私たち法律家が必要なのではないでしょうか。

だから、法律ばっかり見て紛争の実質を見ようとしない。
そんな法律家であってはならない、そう思っています。

クールに「法律上は…」なんて言っちゃう奴とは
どんどん戦っていこうじゃありませんか。
そんなことを思ったりして仕事してます。
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