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修習中にやっておけばよかったこと

第66期修習生さんからコメントでご質問をいただきましたので、
タイトルに書いてあるようなことをつらつらと。

おそらく質問のご趣旨は、実務に就く前に勉強しておけばよかったことは何か?
ということなのだと思うのですが、それに関して言えば、
就職先の事務所でよく扱っている事件に関する法律でもやっておけばよいと思います。
就職先が未定な方に関しては、労働法はどの事務所でも知識があって損はないです。
企業側からも労働者側からも必要な知識ですので。
後は、一般民事をやるようなところであれば破産法。
ただ、自己破産とかは知識がなくてもマニュアルに従ってやってしまえば十分できます。

以上がまあ、普通のアドバイス。
ただ、個人的には修習時代に実務を見据えて勉強するのはあんまり意味がないと思っています。
やっぱり受任して「背に腹は代えられない」状況にならないと、
あんまり頭に入ってこないので。
せいぜい初見ではなく、アレルギーを起こさないようにする程度の効果しかないと思います。
そんなわけで勉強系はあまりお勧めしません。

個人的には、人生のその時々で今しかできないことをする、をモットーに生きているものですから、
やはり、修習時代の今しかできないことをやるべきだと思います。
修習生の特権は「知らないことが恥ではないこと」
どんどん疑問点を聞きましょう。
そして、弁護士になる人であれば、裁判官や検察官とたくさん話をしましょう。
将来相手方となる人たちがどういう思考方法なのか、それを学んでおくべきです。
例えば検察修習で私が学んだことといえば、示談を早くやってくれ!と検察官は思っていること。
また、検察官は組織で動いているのだから内部でいろいろと調整したりとかする必要があること。
つまりは、示談は迅速に。そして決済日を見据えて意見書の提出は早めに。
そういったことをしっかりやる。
そうすると結構こちらの希望通りの結果にスムーズに事が運んだりもします。
検察官も人間ですから、やはり自分の仕事のペースを崩さずにスムーズに
決済資料ができるほうが助かるし、気持ちよく仕事ができるはずですので。

個人的により深いアドバイスをするのであれば、
弁護修習中は指導担当弁護士の長所と短所を見極めること、
そしてその理由を自分なりに考えること。
最終的には長所はまねできるように、短所はそうならないように、
どういった努力が必要なのかを自分なりに見つけられるようにしましょう。

検察修習中は検察の内部というものがどういうものなのか、
それをしっかり把握しておくと、将来役に立つと思います。

裁判修習については、裁判官の思考方法をまねできなくてもよいので、
どういうものなのか、何を重視するのかということをしっかり学んでおくこと。
裁判官を説得するのに必要なものはなんなのかをしっかり学びましょう。
また、書記官の方がどういうことをチェックしているのか、重視しているのか、
といった点をしっかり見ておくと、実務に出ても書記官の方に気遣いのできる
弁護士になれると思います(裁判所に迎合するのか!と一部の方には怒られそうですが)。

その他に関しては、選択型実務修習の自己開拓プログラムを活用しましょう。
修習生だから入らせてもらえるところ、というのは結構あります。
私は、自己開拓プログラムでの研修先と今でもお付き合いがあります。
将来的にはそれにかかわる仕事もしたいと思っています。
新聞社や役所などいろいろなところに行けますのでぜひ活用してください。

最後に、同期とたくさん遊ぶこと(笑)。
私の修習地はみんなとても仲が良く、今でも弁護士会や裁判所などで偶然会うと
ほっとします。
やはり、私たちの仕事は孤独な部分もあり、しんどいこともあります。
そんなとき、ほっとできる仲間たちがいることはとても大きな財産だと思います。
なので、同期のみんなを大切に。
たまに会って飲んだりしますが、検察官になった人からいろいろ話を聞くと、
刑事事件をやるうえでとても勉強になります。

自分自身の修習生活を振り返ると、特に後悔はありません。
弁護修習先の先生と全くそりが合わなかったり、
修習地の変な弁護士にねちねちいじめられたり、
就活がうまくいかなくて修習生活の大半を就活に費やしたり、
などなどまあ、大変なこともたくさんありました。
でも、同期ともたくさん遊んだし(笑)。
修習地は第二のふるさと的な感覚もあります。
冷静に考えると10か月しか住んでなかったのに。
そんなわけで、個人的には「今しかできないこと」それを大切にしてほしいと思います。
勉強なんて後で挽回できるし、必死に勉強しなきゃ二回試験に通らない、
なんて人もちょっと、と個人的には思っていますので。
よく遊び、よく笑う。
それでいいんじゃないですか。

…最後だいぶ適当ですみません(笑)
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